断熱工事で家庭内事故を防ごう

「交通事故数」より多い「家庭内事故数」!まずはヒートショック・熱中症を防ぐことから

厚生労働省が人口動態統計で発表している「交通事故数」と「家庭内事故数」を見ると、ヒートショックや溺死を含めた家庭内での事故が高齢者を中心に増加傾向にあります。
それは、冬場に大幅増加する入浴中の事故。寒い家に住んでいる人は、熱いお風呂に入る傾向があり、熱い風呂に長時間入れば体温が上昇し、熱中症状態になる危険性が。熱中症状態になると湯船の中で意識がもうろうとして溺れるなどの事故につながります。

またヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のこと。冬の寒い時期に、暖房の効いた暖かい部屋から廊下やトイレなどに行くと、寒さにゾクゾクッっと震える覚えはありませんか。急激な温度変化にさらされることで血圧が急上昇、急降下し、脈拍が早くなり、心筋梗塞や脳血管障害などにつながることも。家の中の『寒さ』を改善することで事故を防ぎ、逆に健康を維持、増進することも期待できます。

健康寿命を伸ばして、ご自宅で快適ライフをおくる!だから元気な『今』から準備する

超高齢化社会を迎える日本。2030年には人口の2割が75歳以上になると推測されています。75歳を過ぎると身体の自律機能が低下し、寒さ、暑さに対する感覚機能も衰えてきますので、それを踏まえた住環境が求められます。
それは、自立機能が低下しても健康的で快適な生活がおくれる「命を守る住まい」。年齢を重ねても健康で能力を最大限発揮できるように、「お風呂に入る、短い距離を歩く、階段を登る」などの基本的身体動作を考えた住宅リフォームが大切です。

キーワードは「住まいの断熱」!

室内の温度差がもたらす家庭内事故発生の危険性、年齢とともに進む身体機能低下による感覚機能の衰えを見据え、気持ちも体も元気な『今』から準備をすることが大切です。1年を通して快適な室内温度を保てる空間をつくることは、温熱環境を整えることになり、様々な疾患の有病率低下も期待できます。
「住まいの断熱化」がこれからの長寿社会にとって必要な「末長い健康」を実現してくれるのかもしれません。

あなたの住まい「断熱度チェック」

いつまでも健康で、住み慣れた家で快適に暮らしていただくために何ができるのか。それは、断熱にトコトン特化した「命を守る断熱リフォーム」を皆さまにご提案すること。以下の項目で思い当たる点がございましたらお気軽にご相談ください。
あなたの健康を考えたリフォームをご提案させていただきます。

  • 冬場は1日中、暖房をかけている。
  • 他の家より光熱費が高いと思う。
  • いつもお風呂の温度は高めである。
  • 部屋の中では厚着である。
  • 季節の変わり目に体調を崩すことが多い。
  • 我が家は、冬寒くて、夏は暑い。
  • 家の中で移動すると息切れすることが多い。