あなぶきホームの家づくり

木造住宅「進化論」。

木の香り、温もりに心身共に安らぎ癒される木造建築の住まい。
その良さを守りながら、より安全に、快適に暮らすことのできる住まいをつくりたい。
あなぶきホームは様々な技術、工夫を加えることで木造建築をさらに進化させ、
地震などの災害から住まいを守るための強度、永く暮らせるための耐久性を高めています。
日々、確かな安心を実感できること、それが住まいの何よりの真価なのです。

長期優良住宅

長期優良住宅の認定条件は、多岐にわたることでより高い安心感と、劣化しない価値をお約束しようとするものです。日本の住宅寿命の短さが指摘されて久しいのですが、今、これからの住宅基準として定着してきました。その認定を受けた住まいは、税制上の特例措置として、住宅ローン減税や、不動産取得税、固定資産税の軽減、また住宅ローンの金利優遇等のメリットがあります。

住宅性能表示制度における評価項目 長期優良住宅での認定条件
耐震性 耐震等級3以上
耐久性能 劣化対策等級3相当
維持管理・更新の容易性 維持管理対策等級3相当
住戸面積 良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること(75㎡以上)
省エネルギー性 耐熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6
居住環境 良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること(所管行政庁が審査)
維持保全管理 建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること(10年ごとに点検を実施)
住宅履歴情報の整備 長期優良住宅に認定された住宅はその建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない

SE構法

木に金属、という安心
最後は、骨組みの強さ

安心と安全が住宅建築のかたちになりました。強度の高い集成材の接合部に、独自の金物を用いる構法は、在来の軸組工法と比較して、断面欠損の少ない強固な接合部を生み出します。
接合部分が強靭であることにより、柱と梁のみで揺るぎない強度の骨組みを生み出すことが出来ます。柱と梁で建築を支える構造を「ラーメン構造」といいますが、SE構法は接合部を強化した堅牢なラーメン構造。骨組み全体で建築を支えるので、まさに家そのものが大黒柱であるといえます。柱や区画の壁が少ないために、光を取り入れる大きな開口部や窓、出入り口、そして広々とした吹き抜け空間が安全に実現できます。
東日本大震災において、SE構法で建てられた建築の地震による倒壊はゼロ。
地震国日本を安全・安心に暮らしていくために、耐震構法・SE構法をご活用ください。

詳しくはSE構法のサイトをご覧ください

木造軸組工法による省令準耐火構造

建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。その特徴として「外部からの延焼防止」「各室防火」「他室への延焼遅延」が挙げられます。あなぶきホームは、省令準耐火構造登録会社として日本木造住宅産業協会の認定を受けています。
省令準耐火構の住宅は、火災保険料を決める構造区分において耐火建築物、準耐火建築物と同区分となり、火災保険料を大幅に安くすることができます。

ファイヤーストップ材を炎の通り道となる壁や天井内部の要所に施工することで、空気の流れを遮断し、火が燃え広がるのをくい止めます。

強度

建材としての強さ、断熱性能

同じ重量での強度を比較すると、圧縮・引張・曲げ、いずれにおいても檜が鉄、コンクリートを上回るという実験結果が出ています。また、断熱性においても熱伝導率で比較した場合、鉄の約350倍、コンクリートの約10倍の断熱性能を誇っており、檜には建材として住まいを守るための優れた性能が備わっています。

耐火性に優れる木材

木は他の建材に比べて燃えやすいと思われがちですが、表面が燃えたとしても表層部が炭化層をつくり、火の進行を食い止めます。火災の際の安全を考えると、熱に対する素材の強さが重要ですが、木は20分でようやく強度が半減するのに比べ、鉄は5分で強度が半減してしまいます。

遮音対策

快適な暮らしのためには、外部からの騒音の侵入を防ぎ、建物の中を静かに保つことが大切です。建物の細かな部分において気密性を厳しくチェック、開口部にも遮音性の高いサッシを使用するなどの様々な対策を施しています。

シロアリ対策

住まいの構造材を食い荒らすシロアリには万全の対策が必要です。地中からの侵入を防ぐためのベタ基礎、床下の点検を容易にするキソパッキング工法などがあります。

増改築に柔軟に対応できる住まい

在来軸組工法による木造建築は、増築・改築やリフォームにも適しています。構造材が木材であるため加工がしやすく、設計の自由度の高さも相まって多彩なプランニングを可能にします。お子さまの成長による子供部屋の新設、あるいは2世帯住宅など、ご家族のライフプランに合わせて対応できることも家造りの大切な条件です。

水平、垂直、斜めの基本構造が住まいを守る

在来軸組工法とは、土台、柱、桁でフレームを造り、そこに斜め方向に筋かいを通すことで軸組の剛性を高めたものが基準となる工法。水平、垂直、斜めからなる構造が安心の強度で建物を守ります。古来の木造建築が釘等の金物を使用することなく、木材の組み合わせのみで建物を支えていたことも、その強さ、確かさの証明なのです。

自由な設計プランを可能にする懐の深さ

在来軸組工法は開口部を大きくとることができるため、設計の自由度が高くなります。大きな空間、窓、あるいは吹き抜け等、自由な発想による個性的な設計プランを試すことができます。あなぶきホームの設計監理スタッフは在来軸組工法の特徴を熟知しており、それを活かしたユニークな設計プランに取り組んでいます。